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せいれいかっきん
ふりがな文庫
“せいれいかっきん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
精励恪勤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精励恪勤
(逆引き)
精励恪勤
(
せいれいかっきん
)
、品行方正で「君子」の
仇名
(
あだな
)
を取った私も、ナオミのことですっかり
味噌
(
みそ
)
を附けてしまって、重役にも同僚にも信用がなく、甚だしきは今度の母の死去に就いても
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そして私はナオミの愛に
溺
(
おぼ
)
れてはいましたけれど、会社の仕事は決して
疎
(
おろそ
)
かにしたことはなく、依然として
精励恪勤
(
せいれいかっきん
)
な模範的社員だったので、重役の信用も次第に厚くなり、月給の額も上って来て
痴人の愛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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