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せいようがみ
ふりがな文庫
“せいようがみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
西洋髪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西洋髪
(逆引き)
同時にまたそう云う妹の
羞恥
(
しゅうち
)
を享楽したい心もちもした。かたがた広子は安楽椅子の背に
西洋髪
(
せいようがみ
)
の頭を
靠
(
もた
)
せたまま、全然当面の問題とは縁のない詠嘆の言葉を落した。
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
まずつきあたりに空色の壁、それから真新しい
何畳
(
なんじょう
)
かの
畳
(
たたみ
)
、最後にこちらへ
後
(
うしろ
)
を見せた、
西洋髪
(
せいようがみ
)
の女が一人、——それが皆冷やかな光の中に、切ないほどはっきり映っている。
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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