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せいじゅかん
ふりがな文庫
“せいじゅかん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
躋寿館
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躋寿館
(逆引き)
これは漁村がその師
大田錦城
(
おおたきんじょう
)
の
風
(
ふう
)
を慕って栽えさせたのである。当時漁村は六十二歳で、
躋寿館
(
せいじゅかん
)
の講師となっていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
抽斎歿後の第六年は
元治
(
げんじ
)
元年である。森枳園が
躋寿館
(
せいじゅかん
)
の講師たるを以て、幕府の月俸を受けることになった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この期間の
末
(
すえ
)
の一年、嘉永元年に至って枳園は
躋寿館
(
せいじゅかん
)
の一事業たる『
千金方
(
せんきんほう
)
』
校刻
(
こうこく
)
を手伝うべき内命を
贏
(
か
)
ち得た。そして五月には阿部正弘が枳園の帰藩を許した。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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