“せいこううどく”の漢字の書き方と例文
語句割合
晴耕雨読100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔からかかってる晴耕雨読せいこううどくの額も怪しく蜘蛛くもの巣が見える。床の間にはたたんだ六枚折りの屏風びょうぶが立てかけてあって、ほかに何やかやごてごてと置いてある。みえも飾りもないありさまである。
紅黄録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「今日、いささか所信を述べたのは、先頃からの失礼を詫びる寸志のみです。——朝夕お側にいるわけにはゆきません。自分はやはり分を守って、ここに晴耕雨読せいこううどくしていたい」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
晴耕雨読せいこううどく——その文字どおりに。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)