“ずいけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瑞見50.0%
瑞軒25.0%
隋県25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
将軍家の弟なる松平民部太夫みんぶだゆう、外国奉行喜多村瑞見ずいけんなどの人たちが前後して仏国に使いする日をすら迎えた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
河村瑞軒ずいけんあたりから得ている経済学ではなく、わが藤原家の祖先伝来の財産というものから割出している経済学なのですから、この私有財産あってこその経済学で
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その制辞せいじは「孔門以徳行為先こうもんはとくかうをもつてさきとなし文章為末ぶんしやうをすゑとなす爾既徳行無取なんぢすでにとくかうのとるなし文章何以称焉ぶんしやうなんぞもつてしようせられんや徒負不羈之才いたづらにふきのさいをおふ罕有適時之用てきじのようあることまれなり」と云うのであった。温は後に隋県ずいけんうつされて死んだ。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)