“すすきだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
薄田100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると社の薄田すすきだ氏から、「ユックリリョウヨウセヨ」と云う返電があった。しかし一月なり二月なり、病院にはいったぎりだったら、社でも困るのには違いない。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そのときもう彼の後ろへ来て侍列じれつしていた山田弥太郎、今川孫二郎、薄田すすきだ与五郎などは、問われるともなくこう答えたが、信長はいなともいわずうなずきもしなかった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「あれが、薄田すすきだの邸だぞ」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)