“すいぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
膵臓66.7%
翠増33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これは大機里爾タイキリイル、つまり膵臓すいぞうに初発した癌腫だ」と去定が云った、「膵臓は胃の下、と十二指腸とのあいだにあって、動かない臓器だから、癌が発生しても痛みを感じない、 ...
いつか膵臓すいぞう癌腫がんしゅで死んだ患者があったとき、去定が蘭語ですらすらと病状を云った。
すなわちその北方犀川さいがわ筋の地方はおもに破砕した翠増すいぞう岩石から成り立っていて、そしてその南方木曾川の谷は数マイルの間おもに大口火性石の谷側に連なるのを見るし、また
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)