“すいこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
推轂50.0%
水国50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
市井の医であった日向陶庵が、同じ市井医若林敬順と、奥医師に推轂すいこくされたのは、ほんの最近のことであり、推轂したのは意次であった。
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
筑波山下つくばさんか医師いしなる人に一通。東京銀座の書店主人に一通。水国すいこくの雪景色と、歳晩さいばんの雪の都会の浮世絵がまぼろしの如く眼の前に浮ぶ。手紙を書き終えて、余は書き物をはじめた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)