“じんぎかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神祇官80.0%
神祗官20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王政復古の日を迎えると共に太政官を置き、その上に神祇官じんぎかんを置いたのも、大化の古制に帰ろうとしたものである。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そして嵯峨さがから内野方面へよくをひろげ、その本陣を神祇官じんぎかん(太政官の一庁)附近において、東南遠くの六波羅の府にたいし、すでに戦闘態勢に入ったということであった。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神祗官じんぎかんの中心勢力をかたちづくる平田派の学者を率いて、直接に新政府の要路に当たっているとか。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)