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じんがり
ふりがな文庫
“じんがり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
陣借
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陣借
(逆引き)
また、三木俊連は、
陣借
(
じんがり
)
の身分なので、同族の行俊、貞俊ら以下、手飼いの郎党小者ばかり二百余人の小勢で、かねて調べておいた“田鍋谷”へ分け入って行った。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敵に
捥
(
も
)
ぎとられてしまったのか、進軍の途上、信長の馬前にすがって、
陣借
(
じんがり
)
して参加した甲州
牢人
(
ろうにん
)
の
桑原甚内
(
くわばらじんない
)
などは、腰から下の具足や
草摺
(
くさずり
)
は着けていたが、上半身の鎧は失って、半裸体のまま
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一つ 尊氏みずからはじっさいには元弘の鎌倉攻略に参加しておらず、幼弱な千寿王に少数の兵をつけて、新田の
陣借
(
じんがり
)
をしていただけのものにすぎない。しかるにそれも足利の功として誇っている。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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