“じびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
慈愍50.0%
時便50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出家学道昼夜精進して貧苦下賤の衆生を慈愍じびんし、つねにこれを福度し、法のために世に住する摩訶迦葉とはこの人これなりとするので一同睾丸縮み上って恐れ入る。
佐々成政の盲動と、その油断のならない野望にたいし、秀吉もつとに、景勝によしみを通じ、時便じびんの往来も怠らずにいたが——ここ明けて天正十三年の春早々、秀吉は
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)