“じつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
地付50.0%
地搗50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平然たる容子ようすを示していたが、ひそかに、派遣軍の少数に不安を抱いて、毛利軍の強大とそれを比較し、ふたたび去就きょしゅうに迷う風が、地付じつきの諸士のあいだに擡頭たいとうして来たのはぜひもなかった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乳呑児を背負ってエンヤラヤアの地搗じつきに来ているような女労働者も相当にないではないが、男の身で子供を連れて来ているのは、このデカ物に限っていることを認めずにはおられません。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)