“しんぴょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
信憑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう諸君にはしばらく眼をつぶっていただいて、私はまず近着各紙を渉猟して、その中から比較的信憑しんぴょうするに足ると思わるる部分だけを蒐集しゅうしゅう
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
しかし、目利めききに見させても、筆蹟は、まぎれなき定房卿のお筆だという。そこでなお、めんみつな審議に及ぶと、或いはという信憑しんぴょうも持たれなくはない。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日本語について十分の観察をして当時の標準的音韻を葡萄牙ポルトガル式のローマ字綴で写したものであるから、信憑しんぴょうするに足り、且つ各音の性質も大概明らかであって
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)