“しんくうかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
真空管100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年たちは、門の前まで来ると、真空管しんくうかんの中へ吸いこまれるように、塔の中へつかつかとはいっていった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かんじんの真空管しんくうかん同調回路どうちょうかいろがないので、このしらべもなかなか困難であったが、しかし蜂矢探偵は、持ちまえのやりぬく精神をもって、こつこつと仕事をすすめていった。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私が呆然ぼうぜんとしていますと、今度はガチャーンと物凄ものすごい音がして、あの装置が破裂したんです。真空管しんくうかん破片はへんが飛んできました。大きな廻転盤が半分ばかりもげて飛んでしまう。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)