“しりきれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
尻切100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一昨日は、どうも、つくし殿の名文に圧倒され、ペンが震えて字が書けなくなり、尻切しりきれとんぼのお手紙になって失礼しました。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
尻切しりきれ草履突かけて竹杖たけづえにすがって行く婆さんのうしろから、くわをかついだ四十男の久さんが、婆さんの白髪を引張ったりイタズラをして甘えた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)