“しようだう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
升堂50.0%
証道50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町人の学者はわづか三右衛門といへる川柳点せんりうてんも、棭斎翁は誰も知れど、迷庵は誰も知らず、因て之を刻し世に公にせば、少年、抽斎と同じく升堂しようだうしたる報恩の一端にも可相成乎と
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
一二八聞くとならばここに来れとて、一二九簀子すのこの前のたひらなる石の上に座せしめて、みづからかづき給ふ紺染あをぞめの巾を脱ぎて僧がかうべに帔かしめ、一三〇証道しようだうの歌の二句を授け給ふ。