“しゅが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
主我50.0%
珠芽50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この心霊の法則は引いてまた美の法則である。個人の工藝を見れば、いかにこの二つの勢いが彼らの作を濁りに沈めているかを気づくであろう。主我しゅがの念と共に意識の超過が、さらに美を殺した。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それは主我しゅが的な傷がないからである。よき信仰が主我の世界にはなく、没我ぼつがの世界にのみ現れるのと同じである。パリサイ人に篤信な者が少ないのと同じように、在銘の作でよいものは非常に少ない。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
このユリの特徴とくちょう葉腋ようえき珠芽しゅがが生ずることである。これが地に落ちれば、そこに仔苗しびょうが生ずるから繁殖はんしょくさすには都合つごうがよい。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)