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しゃばふさ
ふりがな文庫
“しゃばふさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
娑婆塞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娑婆塞
(逆引き)
「こんないい人を」と治兵衛は太息をつきながら云った、「ろくでもない
娑婆塞
(
しゃばふさ
)
げがうじゃうじゃいるのに、こんないい人間をとられるなんて、神ほとけを恨みたくなりますよ」
赤ひげ診療譚:03 むじな長屋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「とりあげ」に来たなどという事なんだ。世の中には、随分、
娑婆塞
(
しゃばふさ
)
げな、
死損
(
しにぞこな
)
いな
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どうせ
娑婆塞
(
しゃばふさ
)
ぎであろうが、それでも
産声
(
うぶごえ
)
だけは確に挙げた。持前の高笑いは早くもその時に
萌
(
きざ
)
していたものと見える。明治八年三月十五日の事である。ただし生れた時間は分らない。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
しゃばふさ(娑婆塞)の例文をもっと
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