“しゃしんぼさつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
捨身菩薩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捨身菩薩しゃしんぼさつのおからだは、十丈ばかりに見えそのかゞやく左手がこっちへ招くやうに伸びたと思ふと、にはかに何とも云へないいゝかをりがそこらいちめんにして
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
捨身菩薩しゃしんぼさつのおからだは、十丈ばかりに見えそのかがやく左手がこっちへ招くようにびたと思うと、俄に何とも云えないいいかおりがそこらいちめんにして
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
で前の座では、捨身菩薩しゃしんぼさつ疾翔大力しっしょうたいりきと呼びあげるわけあひ又、その願成ぐわんじゃうの因縁をお話いたしたぢゃが、次に爾迦夷るかゐに告げていはくとある。爾迦夷といふはこのとき我等と同様ふくろふぢゃ。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
で前の座では、捨身菩薩しゃしんぼさつ疾翔大力しっしょうたいりきと呼びあげるわけあい又、その願成がんじょう因縁いんねんをお話いたしたじゃが、次に爾迦夷るかいに告げていわくとある。爾迦夷というはこのとき我等と同様ふくろうじゃ。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)