“しゃくどういろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赤銅色96.0%
赭銅色4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに体格もちがっていた。彼等の肌は赤銅色しゃくどういろで、手足もたくましかった。僕らは、老人もいたし若いのもいたが、概して虚弱な感じの者ばかりだった。
魚の餌 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
あの美しい緑色は見えなくなって、びたひわ茶色の金属光沢を見せたが、腹の美しい赤銅色しゃくどういろはそのままに見られた。
今日も朝から、赭銅色しゃくどういろの太陽がカッと照りつけて、人の心を吸いこみそうな青空——。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)