“しゃくけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
癪気100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体此の日は船上忠平も供をして参っておったところが、急に渡邊のたくから手紙で、嬢様が少しお癪気しゃくけだと申してまいりました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わたしはほうきを持って庭へ出ると、御新造はこの雪で持病の癪気しゃくけが起ったということで、六畳の居間で炬燵こたつにあたっていましたが、わたしの箒の音をきいて縁さきの雨戸をあけて
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)