“しもおさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
下総100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この下総しもおさの真間の奥に、五十槻いそつきという小さな村があるということを聞いたので、先の月の十五日にそこへ出かけて行って見たが、やはりそこにもおられない
顎十郎捕物帳:01 捨公方 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……うかがうところどうやら下総しもおさなまり。それに名札の紙が、古河こがで出来る粘土ねんどのはいった間似合紙まにあいがみということになると、あらためて武鑑をひっくりかえすまでのことはない。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)