“しづの”の漢字の書き方と例文
語句割合
志津野100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中仙道は美濃の鵜沼うぬま駅から北へ三里、武儀むぎ志津野しづのという町で、村続きの林を伐ったときに、これは山というほどのところでもなく
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私の母、名はこと志津野しづの氏、父より二つの年下で、父に取っては後添えであった。父の初めの妻は小石氏で、私の長兄平太郎を残して死んだ。そのあとに私の母が来て、私の次兄乙槌おとつちと私とを生んだ。
私の母 (新字新仮名) / 堺利彦(著)