“しぜんぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
自然木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キャラコさんは、四人を台所兼用の『食堂』へ案内して、自然木しぜんぼくでつくった大きな食卓のまわりに坐らせた。
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
人通りの少い広々とした町に、生垣を結いめぐらした小さい家の並んでいる処がある。その中の一軒の、自然木しぜんぼく門柱もんばしらに取り附けた柴折戸しおりどに、貸家の札が張ってあるのが目に附いた。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)