“しげきち”の漢字の書き方と例文
語句割合
茂吉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室堂むろどうを午前五時頃に出発すれば日帰りの出来る道程である。此路は大正二年七月に近藤茂吉しげきち君が下山の際初めて通過し、同年八月に私は南日なんにち、中村の二君と逆に之を登った。
越中劒岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
インテルラーケンで落ち合う筈の近藤茂吉しげきち君は、倫敦ロンドンからやって来るんで、急がしくって急がしくってとか、何とかかんとか体裁のいい事ばかり並べたてて、旅行は一と月限り
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
近藤茂吉しげきち氏等の一行であった(地理学者、故大関久五郎氏は、大正元年九月二十四日、ユングフラウ峰に登られたということである)しかも、辻村の一行は、四千米突メートル以上へ達したので