“ざんまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三昧98.9%
三眛1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と口ずさみつつ、なんの執着もなく、晩年は仏門に入り名を自得と改めて、悠々ゆうゆう自適の一生を、俳句三昧ざんまいに送ったといわれています。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
やがて我れ知らずいつもの漉き三昧ざんまいの境に入ってしまって、ふと足音が漉屋の前にとまった時も、友太の心は淵のように静かであった。
和紙 (新字新仮名) / 東野辺薫(著)
顔ばかりあり/\と見えた時は、新吉は怖い三眛ざんまい、一生懸命無茶苦茶に鎌でちましたが、はずみとは云いながら、逃げに掛りましたお久の咽喉のどぶえへ掛りましたから
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)