“さんべ”の漢字の書き方と例文
語句割合
三瓶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石見いわみ三瓶さんべ山の裾野の産がよく知られている(郷土研究一巻三号)。郡によってはコーカ茶といい、またカーカ茶ともいう。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
隠岐おきにももう一度行きたい。そして今度は大満寺山だいまんじやまあたりまで登つて見たい。石見いはみ三瓶さんべに登つて、そこからすつと下りて、断魚渓だんぎよけいに行つて見たい。
行つて見たいところ (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
その浜茶を石州の三瓶さんべ山麓の村々では多く精製して商品にもしており、土地ではこれをコウゲ茶というとの記事が、数年前の『新農民』という雑誌に報告せられていた。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)