“さんざぶろう”の漢字の書き方と例文

語句	割合
山三郎	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

主人山三郎（さんざぶろう）は、裏庭の崖（がけ）下に、石の地蔵様を抱いたまま転げ落ちて、そのうえ、刺身庖丁（さしみぼうちょう）で首筋を深々と刺され、さらに、縞（しま）の前掛で顔を包んで、真田紐（さなだひも）でその上を、耳から眼

まったく廃（すた）れて、寺々や吉原の玉屋山三郎（さんざぶろう）の見世に、その面影をしのぶばかり。