“さるづら”の漢字の書き方と例文
語句割合
猿面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、その帽子をそっとあごのあたりまで持ち上げ、それからまたゆっくり、さりげなく、せいいっぱい神妙に、綿のはいった帽子の裏へ、黙って、その猿面さるづらを埋めてしまう。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
山間やまあひかなし小さしと見し人が窻際にくるこれの猿面さるづら
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)