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さふらへば
ふりがな文庫
“さふらへば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
候得者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
候得者
(逆引き)
素
(
もと
)
より
賤
(
いや
)
しき身にて
候得者
(
さふらへば
)
たとひ御手討に
被成
(
なされ
)
候とも何かは苦しかるべきに、一命をお助け
被下
(
くだされ
)
し上は、かばかりの傷は物の数にても候はず
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
程経て次第に警備
弛
(
ゆる
)
みて
候得者
(
さふらへば
)
そのゝちは心安くかの
御許
(
おんもと
)
へ通ひ候、
然者
(
しかれば
)
これは去年の秋より実に一年後のこと也
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かく神妙に首の姿を真似候て何事も知らざるやうに見え候ことの可笑しさよとて、右の御手に刀子を持ち直し給ひ、そのまゝづぶとお突き遊ばされ
候得者
(
さふらへば
)
、血少しばかり流れ出で
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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