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さびつ
ふりがな文庫
“さびつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
錆着
40.0%
錆附
40.0%
錆付
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錆着
(逆引き)
塵
(
ちり
)
もとめぬゆき届いた掃除である、床間には古風な
錆着
(
さびつ
)
きの鉄鉢にそなれの一枝が活けてあった、なかなかこころ憎い好みである、勘太夫はふんと鼻をならし、やおら茶碗を手に取ったが
明暗嫁問答
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
さびつ(錆着)の例文をもっと
(2作品)
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錆附
(逆引き)
朴は冷々と気持ちがいいのであろう、玄関の長い廊下に寝そべって、私が石油コンロを鳴らしている
手附
(
てつき
)
を見ていた。大分、
錆附
(
さびつ
)
いてはいたけれど、灰色のエナメルが塗ってあって妙に古風だ。
清貧の書
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
さびつ(錆附)の例文をもっと
(2作品)
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錆付
(逆引き)
その上釘は古く
錆付
(
さびつ
)
いて、格子を動かした位では外れさうもなく、主人は下帶一つの姿で、海を眺め乍ら、格子の内の張出し窓で安心して凉んでゐたといふのもうなづけます。
銭形平次捕物控:264 八五郎の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さびつ(錆付)の例文をもっと
(1作品)
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