“さつち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三進80.0%
殺地20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それこそ、二進につち三進さつちも、動きが取れた物では無い。学者と云ふ人間の口から、「此の仮定をゆるして」と云ふ言葉を取つてしまつたら、後には、何が残つて居るだらう。
俺の記 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
もし一緒だつたら、それこそ二進につち三進さつちもいかなかつたかも知れない。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「東門、南門、北門、三方すべて殺地さつち。ただ西の門だけには、兵をまわしてないようです」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)