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さしおお
ふりがな文庫
“さしおお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
翳蔽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翳蔽
(逆引き)
あの低い松の枝の
地紙形
(
じがみなり
)
に
翳蔽
(
さしおお
)
える葉の裏に、
葦簀
(
よしず
)
を掛けて、掘抜に
繞
(
めぐ
)
らした中を、美しい清水は、松影に揺れ動いて、
日盛
(
ひざかり
)
にも
白銀
(
しろがね
)
の月影をこぼして
溢
(
あふ
)
るるのを、広い水槽でうけて、その中に
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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