“さげもど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下戻50.0%
却下50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、今朝法廷で下戻さげもどされたこのピストルだ。どうも此品こいつがさまざまなことを厭にはっきりと思いださせるので困る。早速これを処分しよう。武器の要るときはまた他のピストルを買えばいいんだ。
ピストルの蠱惑 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
却下さげもどさるゝやも計り難く先年は北の御月番なりしかば此度は南の御番所へ出訴しゆつそせん然すれば御役所もちがひ殊には此頃勢州山田奉行から江戸町奉行へ御見出しに相成あひなりたる大岡越前守樣へ持出しなば御新役ごしんやくだけ御力の入られ樣も違はん又聞所きくところよれば大岡樣は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)