“さぎと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鷺跳50.0%
鷺踏50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とたんに! 伸びきった栄三郎の片手なぐり、神変夢想流でいう如意にょい剣鋩けんぼうに見事血花が咲いて、またもやひとり、高股をおさえて鷺跳さぎとびのままッ! と得えず縁に崩れる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
跳び上った松、彦に足を取られて、た、た、た、た、と鷺踏さぎとびのままはずみと居合いとで逆手に抜いた九寸五分。すかさず下から彦が払う。獲物は——と言いたいが拾って来たらしい水だらけの傘一本。