“さかいただつぐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
酒井忠次100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清洲には、酒井忠次さかいただつぐが留守していた。忠次は、信雄からの急報をうけると、すぐ家康へ伝令し、家康は即日、全力をあげて、清洲まで出た。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その後も、家康はなおしばらく、小牧の営にふみとどまっていたが、彼もやがて、酒井忠次さかいただつぐをのこして、清洲城きよすじょうへ退いた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、突然、桑名にいた酒井忠次さかいただつぐが自身で、夜どおしの道程みちのりを、早馬で飛ばして来た。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寺のまわりには、老臣の酒井忠次さかいただつぐ石川数正いしかわかずまさ井伊直政いいなおまさなどが、物々しく、警戒していた。平和な旅行中の出来事だったので、重臣はみな扈従こじゅうしていたが、兵はいくらも連れていない。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
忠勝ただかつやある。数正かずまさやある。酒井忠次さかいただつぐもすぐまいれ」
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)