“ごしった”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御叱咜50.0%
御叱咤50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だまれっ」と、さらに御叱咜ごしったするどく——「夜来やらいいかなる非常か知らぬが、なんでわが身の処置を、なんじらごとき者のさしずに待とうや。退さらぬか。退さりおろうっ」
母ぎみを他所よそへ移す御処置のために、水分みくまりへ一夜お帰りあったなどのことが、もし親房卿のお耳に入っていたとすれば、あの亜相のことだ、どんなにが御叱咤ごしったをもって
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)