“ごうきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
合卺55.6%
合金33.3%
合衾11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世には六十を越してから合卺ごうきんの式を挙げる人もままあると聞いているから、わたくしの将来については、わたくし自身にも明言することはできない。
西瓜 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
いや、金属というものは、精錬せいれんされ、あるいは別のものに化成され、または合金ごうきんにされることはあるが、金属そのものを製造することはない——というひともあろう。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
新郎新婦を、その幾久しき合衾ごうきんの床に送るべき目出度き乗物だった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)