“ごうあく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強悪50.0%
業悪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弥陀みだは、深業しんごうの衆生のためにと起したまえるこの本願にてあるものを、強悪ごうあくの身とて、煩悩の身とて、なんのさわりがありましょうぞ
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
強悪ごうあくな伊兵衛の声もふるえています。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何がわが輩をこうさせるのか、元来、わが輩の持つ業悪ごうあくなのか。おとなしく飲んで眠って、太平楽に構えていようと思うのだが、何かが来ては、それを突ッつき起してしまうらしい
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
百日の禁縛きんばくを命じ、謹しんで、山霊に業悪ごうあくを謝せしむる者なり
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)