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こやでら
ふりがな文庫
“こやでら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
昆陽寺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昆陽寺
(逆引き)
私は其の時から遥か年を経て、津の国の
昆陽寺
(
こやでら
)
から黄金の交って居る釣鐘を盗み出す群盗の話を読んだ。
こがらし:――南駅余情――
(新字新仮名)
/
岩本素白
(著)
児屋郷
(
こやごう
)
の
昆陽寺
(
こやでら
)
には、ここ数日前から約十名ばかりの
僧形
(
そうぎょう
)
や、武士や町人や、また医者、
傀儡師
(
くぐつし
)
などの雑多な身なりをした人々がひそかに寄って、そのまま一房に合宿していた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お菊さん。
昆陽寺
(
こやでら
)
の坊んさんが来ていますよ。こちらへ通しますかね」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「どうじゃ、もう一ぺん
昆陽寺
(
こやでら
)
へもどらんか。……隠すな、わしは知っておる。それにこよいこの附近の警備の番には、それがしが当っておるので、案じることもない。見廻りしておる組頭がこういうのじゃからな。ははは」
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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