“こまどり”の漢字の書き方と例文
語句割合
駒鳥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからお父様、私はほんとに悲しいことがありましたの。壁の穴の中に駒鳥こまどりが一匹巣をこしらえていましたが、それを恐ろしいねこが食べてしまいました。
正直ものの駒鳥こまどりがいた。これは子供の狩猟家の好む鳥で、声高に愚痴をこぼしているような鳴き声だ。黒鳥はさえずりながら黒雲のようにむらがって飛んでいる。
胸の赤いアメリカ駒鳥こまどりは群をなすことはないようであるが、いつでも二、三羽裏庭の芝生にやってきている。たいへん姿勢のよい鳥である。それから瑠璃鳥るりちょうのような色の鳥もよくくる。
ウィネッカの秋 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)