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こなひだぢゆう
ふりがな文庫
“こなひだぢゆう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
先日中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先日中
(逆引き)
「実際気の毒だ、何とかして下級吏員の身の立つやうにしてやらなくつちや。」と大阪市長の池上四郎氏は、
先日中
(
こなひだぢゆう
)
から
夜
(
よ
)
の目も寝ずに考へ込んだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
母親が階下へ下りてから、馬越は
先日中
(
こなひだぢゆう
)
からの妻の態度や言葉などを穴の明くほど見詰めてゐたが、すると、怒りを含んで物狂はしさの發作を感じた。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
「私はかういふ者でございますが
先日中
(
こなひだぢゆう
)
から一度あなたにお目に懸りたいと存じまして……」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
私は
先日中
(
こなひだぢゆう
)
から、こんな事になるだらうと思つてましたが、今日まで
凝
(
じつ
)
と
辛抱
(
がまん
)
して来ました。所がとうと大変な事になりました。私はもう隠してばかりは居られなくなりました。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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