“こっとうや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
骨董屋96.8%
骨董舗3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある骨董屋こっとうやの店先で、セルゲイの言ったのにそっくりの、竜のついた冑と赤い鎧をみつけ出したのは船が出帆しようとする前の日でした。
海からきた卵 (新字新仮名) / 塚原健二郎(著)
この請負師は庸三の懇意にしている骨董屋こっとうやの近くに、かなり立派な事務所をもっていて、その骨董屋の店で時々顔が合っていた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
全く落城し切って大阪の山中氏がロンドンに出している骨董舗こっとうやに奉公ときまった時予は帰朝の途に上った故その後どうなったか知らぬ。