“こくそく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:コクソク
語句割合
觳觫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛と羊と共に丑未の位におれり、牛の色はあおく、雑色ありといえども蒼が多し、春陽の生気に近きが故に死を聞く時はすなわち觳觫こくそくす。
生贄の是認せらるべき趨勢すうせいは有りもしようが、觳觫こくそくたる畜類の歩みなどを見ては、人の善良な側の感情から見て、神に献げるとは云え
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)