“こうしょうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
興聖寺33.3%
高松寺33.3%
高照寺33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今も変らぬ柴舟しばぶねが、見る/\橋の下を伏見ふしみの方へ下って行く。朝日山から朝日が出かゝった。橋を渡ってまだ戸を開けたばかりの通円茶屋つうえんぢゃやの横手から東へ切れ込み、興聖寺こうしょうじの方に歩む。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
鎌倉かまくらの西御門には紀州の附家老つけがろうであった水野家の菩提ぼだい寺(尼寺)の高松寺こうしょうじがあります。そこには白梅も紅梅もあります。
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
能登の上戸うえど高照寺こうしょうじという寺の前に、古くは能登の一本木ともいわれた大木の杉がありました。これは八百年も長命をしたという若狭の白比丘尼しろびくにの、昼餉の箸でありました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)