“げきさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
撃砕75.0%
撃摧25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船は、かつて、この沖で、毛利家の輸送船団を撃砕げきさいした戦歴をもっている軍船の一つである。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山崎、円明寺川の線に、明智勢を撃摧げきさいした南軍の堀、中川、高山、蜂屋などの諸部隊は野を吠え、草を掃いて
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
淀を右塁とし、勝龍寺の城を左塁とし、能勢のせ、亀山の諸峰と、小倉之池にせばめられたこの京口の隘路あいろを取って、羽柴軍を撃摧げきさいせんとなす準備行動のそれは第一歩とみられた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)