“けんおんき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
検温器50.0%
験温器50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
検温器けんおんきかけてさみしく涙ぐむ薄き肌あり梅雨つゆ尽きずふる
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
六畳の座敷は、畳がほけて、とんと打ったら夜でもほこりが見えそうだ。宮島産の丸盆に薬瓶くすりびん験温器けんおんきがいっしょに乗っている。高柳君は演説を聞いて帰ってから、とうとう喀血かっけつしてしまった。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)