“けいゑん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桂園50.0%
経苑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『何うもむづかしいもんだ、読むで理解するといふことも。香川景樹かがはかげきの歌集、あの一冊の桂園けいゑん、あれだけでも、本当に理解したといふ段になると、一生かゝつて何遍も何遍も身読しんどくして見なければ分らぬものだ』
小説新論 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
「十八日。如羽根沢慊堂先生之家。棭斎先生与慊堂先生読李如圭釈宮。渋江全善、信重在側聞之。」宋の李如圭りじよけい儀礼釈宮ぎれいしやくきう一巻は経苑けいゑん、武英殿聚珍版書等に収められてゐる。柏軒の日記は此に終る。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)