“けいこじょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
稽古所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なあに、土肥のかついでいる竹刀が、眼ざわりだから、ここの荻江お里という稽古所けいこじょへ、抛りこんで、預けたまでよ」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その新富座の茶屋丸五まるごの二階。盛時をしのばせる大きな間口まぐちと、広い二階をもったお茶屋が懇意なので、わたしは自作の「空華くうげ」という踊りの地方じかた稽古所けいこじょに、この二階をかりてあてた。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)