“くらかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蔵方50.0%
倉方25.0%
藏方25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔵方くらかたの記録をしらべましたところ、十五年以前、在庫の鉛六千貫の内、三千貫は払いかた相済み、三千貫は残りものとなっておりますのに、蔵しらべを致しましたら
「武道鍛錬の元気者ばかりだし、それに、一行の馬や荷物も多いから、倉方くらかたの者がいる一むねを空けて、そこに当分、お住居のつもりだから、夕方までに、万端、掃除をしてお迎えするように」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尚々藏方くらかた目付替御座候處、何となく被肝煎きもい候口氣、伊十院有之、誠に可笑事に御座候。
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)